【人間関係】アメリカの大学の授業では、チームプロジェクトがほぼ必ずある。チーム活動の注意点お伝えします。

こんにちは、アメリカの4大で環境工学を勉強しているKokoです。

私は現在4科目を取っていますが、すべての授業にプロジェックが組み込まれています。

4教科のうち2教科は個人ですが、残りの2教科はチームで行います。

その2教科のうち1教科は、Senior Design という授業なのですが、最終学年になると受講します。このクラスは2セメスタ続けて受ける為、約1年かけて1つのプロジェクトをチームで完成させ、発表する、という授業なんですが、一度組んだチームは変更出来ない為、ある意味大変なんだと思います。

この授業を終わらせた友人から、大変さについて色々聞いているので覚悟はしていますが、やっぱり大変だと最近感じ始めています。

過去に受講したクラスでもチームプロジェクトを行ってきましたが、スムーズにいくチームもあれば、揉めたりしたチームもありました。

そんな経験から、私が過去のチーム、今のチームで気を付けている事をお伝えしたいと思います。

 

koko
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授業でチームプロジェクトを行う場合、チームワークも採点され、最終評価に影響します。結構厳しいですよ。なぜか? 社会に出ると、チームで仕事をする事も多くなるため、そのためのトレーニングでもあるから、なんですね。

 

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チームメンバーの話をちゃんと聞く

チームメンバーが多人数になればなるほど話がまとまらなくなるし、色んな意見が出る。

人の数だけ、色んな考えや思いがあるから、だからこそ、それぞれの意見をきちんと聞くのが大事。

チーム内の人数が3人以上になると、チームリーダーが決められる事が多いです。チームリーダーがまとめ役として、みんなの意見を聞いてまとめていくんだけど、ちゃんと一緒に話を聞く。これ大事です。

人が話をしている最中に遮ったり、自分の意見をゴリ押しするような事はしない。

聞いている中で自分の意見とすり合わせたり、違いを確認したりして、人の意見やアイディアから学ぶ。

聞くってすごく大事だと思う。

ちゃんと聞いていると、質問事項や、意味がいまいちクリアじゃない箇所が頭に浮かんでくる。

その人が話終わったら、その頭に浮かんだ質問をする。そうすると、説明してくれるからより理解が深まるし、お互いのコミュニケーションも深くなる。

 

koko
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なので、私はまず人の話をきちんと聞くようにしています。

自分の意見を持ち、キチンと伝える。だんまりはダメ

人の意見を聞くのが大事だと、お伝えしました。だけど、それだけではダメだと思っています。

自分の意見をキチンと伝えるのは大事。

黙って聞いているだけでは、あなたが何を考えているのか相手にはわからないし、伝わらない。

英語が母国語でないぶん、伝えるのは時に大変だけど、それでも伝える努力をする。チームメンバーはあなたがネイティブでない事を知っているか、気づくはず。

伝えようとする事は、自分の意志でちゃんと参加している、チームメンバーの一員として積極的に参加しているという事を表明している事にもなります。相手もわかろうとしてくれる。

例えシャイな性格で、あまり意見を言わないタイプだとしても、アメリカに来た以上、それは通用しない。

努力して伝えるようにしよう。

黙っていても、チームリーダーがちゃんと意見を聞いてくると思う。その時に、ちゃんと意見を言えるように準備をしておく事が大事かな。

 

koko
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私もうまく伝えられなくて何度も、私の伝えたい意図をくみ取ってくれたチームメイトが、助け舟を出してくれましたよ。でも、意見を持っていないと、伝えようとしないと、誰も助けられないよね。だから、伝える努力が大切。

 

※ 以前に書いた記事です。よかったら読んでみてください。

 

チームメイトの意見を頭ごなしに否定しない。

例え自分の意見に絶対的な自信があったとしても、相手を頭ごなしに否定するような事はしない。

もし反対意見があったとしても、相手の意見をきちんと聞く。その上で、「そうだね、あなたはそう思うんだ。私はちょっと違う意見を持ってるから、聞いてくれる?」などと、伝えるようにする。

私は、昔20代の頃、言葉がキツイ、否定から入る、と注意された事がある。言葉がキツイの意味は分かると思う。ハッキリモノを言いすぎる、という事だったんだけどね。言葉を選ぶことの大事さを学びました。

否定から入る、なんだけど、人が何か言っても、すぐ「でも」、「だけど」というような、相手の意見を認める事なく、否定語から入ってる、と注意されました。

本当に気を付けるようにしています。大事だからね。自分がされてもいい気はしないよね。つまり、相手も同じって事。

日本語であろうと、英語であろうと同じ。

アメリカは、なんでもかんでもズケズケ物を言う、って誤解があるかもしれない。

私が感じたのは、みんな言葉を選んで話をしてる。ほんと優しいし、相手を思いやって話をしてるよ。

確かに自分の意見をしっかり持っていて、はっきり答える。これはホントかな。

でも、いつもいつもそうじゃない。ちゃんと、時と場所をわきまえてる、そう思う。

ちょっと、逸れちゃったけど、何が伝えたいかっていうと、相手の意見をちゃんと認めたうえで、私もこういった意見を持っている、と伝えるのが大事、という事。

 

koko
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お互いをリスペクト(尊重)し合うのは大事、という事。

自分の割り当て分は責任をもって時期までに完成させる

これね、チーム行動では本当に大切。

チームでは割り当てがある。そして、締め切り日がある。

自分の勝手で遅れると、チーム全体が遅れることになる。

どうしても期日までには難しい、助けてほしい、という時はチームに助けを求めるようにする。

だけど、期日の前日、とかはナシ。早め早めに伝えるのが、最低限のルール。

みんな他の授業で忙しいからね。

  • チームでの自分の割り当て分は、きちんと自分の責任において、期日&時間厳守で終わらせるようにする。
  • 助けが必要な時は、早めに SOS を出す。

これは本当に大事。チームに迷惑をかけるだけでなく、チームの信頼を失うからね

 

koko
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”いい加減な人”  一度、そういう人だとレッテルを貼られちゃうと、その後が難しくなるし、違うクラスでプロジェクトがあったとしても、チームメンバーとして呼んでもらえなくなるかも。  気を付けて。

※ 以前に書いた記事です。よかったら読んでみてください。

終わりに

チームで動くのは、正直本当に大変。いろんな意見があるから、意見の対立もあったりする。お互いの進めるペースも違うし、物事のとらえ方も違う。

はい、私もストレス溜まりました。まだ始まったばかりだから先が怖いけど、プロジェクトを成功させる為に頑張っていこうと思っています。

今回紹介した内容は、あくまでも私の経験からお伝えしています。よかったら、参考にしてください。

ちょっとしたアドバイスとして、話を聞いてくれて、時にアドバイスをくれる友人に、話をするのはオススメ。

 

koko
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私は、同じ授業を既に取って卒業した友達に、小出しに話を聞いてもらっています。彼女は同じ学科だから、同じ授業をとった経験があるんですね。だから、私がグループでの行き違いや、捉え方の違いでストレスを感じた時、彼女が聞いてくれて、アドバイスをくれるんです。経験者の言葉は大きいから、ほんと助かってます。

 

読んでくれてありがとうございました。

 

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