授業にガッツリついていく為に必要なこと。5段階評価でAやB を掴み取る

私は現在、NY市立大学の工学部で環境工学(水資源)を勉強している現役アラフィフ大学生です。今回はセメスタ中、授業にがっつりついていき、最終的にいいグレード(評価)を掴み取るにはどうすればいいか、を書いていきます。

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時間管理

時間管理は非常に大事です。これを失敗すると、色々大変な目に合います。私たち留学生は最低でも4教科は取っていると思います。限られた時間内でどう時間を効率よく使うかが、鍵になると言っていいくらいです。

新しいセメスターが始まる日、私の頭の中で始まりのゴングが鳴り響きます。腹くくって、気合をいれて、覚悟を決めて毎回臨んでいます。

セメスタの初日はどのクラスも、教授が今後の授業スケジュールやそのクラスでのルール、最終グレードに関わる試験、提出物、プロジェクト/プレゼン等の各ポイント配分を説明してくれます。

第1週は、始まりはゆっくりしています。が、この地点で暫定の週間スケジュールを作成します。これは後からいくらでも調整変更OKです。でも、時間管理を常日頃から気にかけていると、時間の使い方がうまくなっていきます。

私の勉強している工学部はエンジニア(技術者)を育成しています。私たちは社会に出るとチームで仕事をします。その為のトレーニングが授業に組み込まれています。ですので、専門教科には必ずプロジェクトが組み込まれています。

しかも提出期限がだいたい授業最終日です。チームプレゼンがある場合は、それも授業最終日に充てられることが多いです。

各それぞれの教科、教授によりますが、セメスタ中に2回から6回に分けて試験をします。中間試験なのですが、我が工学部では数回に分けて試験を受けます。その最終回の試験が授業最終日付近にきます。

想像してください。期末間際になると、4教科すべてのプロジェクトレポートの締め切りが迫り、LABレポートの締め切りが迫り、プレゼン用の書類を作り、練習をし、宿題があればそれの提出、あと、最終試験用の勉強もしなければなりません。しかも最大で4教科分です。もう本当に頭が爆発するんじゃないかと思うくらい、忙しくなります。

でも、これで終わりではありません。期末試験が待っています。だいたい授業最終日から良くて1週間、悪くて2-3日くらいで期末試験が始まります。期末試験ですから、試験範囲は今まで習った全てです。

時間管理をして、ほぼスケジュール通りにこなしていかないと、とんでもないことになります。私も常にトレーニング中です。

それでも、完璧でなくても、スケジュールを立てる事で、何をいつまでにやらなければいけないかを把握することができます。それが頭に入っているのといないのとでは、自らの行動が変わってきます。ぜひやってみてください。

予習・復習

予習復習は出来うる限りやってください。私は、冬休み、夏休みの期間は授業をとりませんが、自分で次セメスタで履修予定の授業の予習をします。

YouTubeなどで、他大学の授業がアップされていたりします。フル授業そのままアップされています。検索し、それをあたかも授業を受けているように、ノートを取り勉強します。

そうすることで、授業の下準備ができますので、実際に授業が始まった時に、その内容は全く初めてではなくなる為、理解が深まります。

全ての授業がアップされている訳ではないので、どうしても見つからなかった場合は、復習をします。え、なぜ復習?と思われるかもしれません。

専門教科の場合、前回取った授業と今回取った授業はほぼリンクしています。

つまり、このAというクラスをパスしなければ、次のBというクラスはとれません、Aの授業知識がBにおいて100%必要です。という事です。Bの予習が出来ないのであれば、Aを復習しておけば、Bの授業の理解に役立つという訳です。

毎授業の後の予習復習も可能な限りやってください。宿題が出る場合があります。教授によっては提出を求めない場合がありますが、理解を深める為、試験対策の為に、キチンとこなす事をお勧めします。

どうしてもポイントがつかめない時、私は日本語でそのポイントを勉強したりします。インターネットで要点を読んだりする事もあります。

ただ、私はかえって混乱する事があるので、必要最低限に抑えています。

私の場合、工学部での勉強すべてを英語で学んでいます。なので、英語の専門用語に慣れているため、日本語の専門用語と合致させるのに手間取るからです。これは以上は混乱する、と思ったらすぐやめます。

それぞれ人にはやり方があると思います。自分にとってベストを見つけてください。

宿題やレポートの提出期限厳守

これは、しっかり守った方がいいです。遅れるとだいたいどの教授も%で引いてきます。守らない事でポイントを引かれるのはもったいないですし、自分自身の時間管理のトレーニングになります。

社会人になると、提出期限の厳守は当たり前の事です。在学中からしっかりと癖づけておけば、社会に出てからも自分を窮地に追い込むような事になる事はないと思います。

オフィスアワーの活発利用

どの教授もTA(Teaching Assistant) も、質問を受け付ける為にオフィスアワーという時間を設けます。質問があれば、どんどん質問しに行った方がいいと思っています。

授業での不明点をそのままにしておかず、質問して不明点をクリアにしておくのが得策です。宿題の不明点、実験のLABレポートを書くにあたり、不明点や実験での大事なポイントの確認等。

そうすることで、宿題やレポートの高得点化、授業の理解が深まる=試験での点数も上がりやすくなる。しかも、教授にしっかり顔を覚えてもらえます。

ほぼ全ての教授にいえる事ですが、彼らは基本忙しいです。授業以外の時は自身の研究やリサーチをしていたりします。

ですので、オフィスアワーを設け、その時だけは学生の為に時間を開放しています。それ以外の時間で教授と話をしたい時は、基本e-mailで事前アポイントを取って時間を作ってもらう、ということが基本です。

ですので、オフィスアワーを出来る限り活用するのを強くお勧めします。

教室では前方の席を陣取る

私は基本、教室では最前列に座ります。黒板・ホワイトボードが前の生徒の頭で邪魔されないので、ノートが取りやすいんです。

教授の声もよく届きますし、私は授業中に眼鏡をかける為、最前列に座っています。あと、授業が終わってすぐ、質問があれば教授にアプローチしやすい、というのもあります。授業の後の教授への質問は早い者勝ちですから。

基本好きな席に座っていいと思いますが、私は最前列、もしくは近辺をお勧めします

スタディグループに参加

同じ学部で勉強する友人達は、ともに頑張っていく仲間です。取る授業も順番が違ってもほぼ被ります。一緒にプロジェクト頑張ったり、LABグループが一緒だったり。

その中でも特に仲のいい友人って自然と出来てくるので、一緒に勉強する中で教えてもらったり、教えたり。

励まし合う友人と共に勉強すると、成績も上がるし、結束もより深まります。友達が友達を呼び、新たな友人ができる。すごく楽しいです。

今はコロナの事もあって対面授業は行われていませんが、それまでは、学校の図書館やEngineering building のロビーや勉強室で皆で固まって勉強していました。

期末試験前になると、工学部の学生は泊まり込みで勉強したり、夜なか2時3時まで勉強したり。図書館の大テーブルを占拠しているのは、ほぼ100%工学部の学生でしたね。

皆で勉強すると、頑張れるし、楽しいし。ぜひ、積極的に参加してほしいって思います。

友達って無理に作ろうとしなくても、共に頑張っていれば自然と友達になっていきます。

ただ、ガッツリ頼ったりするのは違うので、ちゃんと自分の事は自分でする。わからない事があっても、まずは自分で調べて努力してみる。それでもわからなければ、友達に聞く、というスタンスを私はとっています。

なぜなら、彼らも勉強しなければならないから。お互い相手をリスペクトして、思いやって行動すれば、すごくいい関係がいつの間にか構築されてます。

共に頑張っている仲間、彼らの存在にいつも励まされています。

共に勉強し、共に成績を上げていくことのできる友達達と、スタディグループを作って勉強するのはお勧めです。

終わりに

授業にガッツリついていく為に必要なこと。いいグレードを掴み取るには、日々の時間管理と効率のいい勉強法を用いる事で達成されると思っています。

簡単じゃないですし、時間管理も完璧にこなすのは難しいです。でも、努力は必ず身になると思っています。

時に頑張っても結果に反映されない事があります。そういう時は一旦立ち止まって、正しい頑張り方をしているのか見直すのいいかと思います。

私も結果が成績に反映されない時、自己嫌悪に陥るんですが、でもちゃんと見直すようにしています。 自己分析です。なぜ、がわからないと、どう修正していけばいいかわからないからです

原因がわかれば、どう修正変更すればいいのか見えてきます。その原因を取り除いてやれば、結果は変わってくるはずです。それが出来るのは、自分自身でしかありません

短大にいた頃、一度中間テストでひどい点数を取って落ち込んだことがありました。その時、アドバイザーとして色々相談に乗って頂いた教授に、”悔しければ泣いてもいい、落ち込んでもいい。だけど5分だけだ。それ以上の時間の無駄はやめなさい。そんな時間はないはず。立ち上がって前へ進みなさい。” と言われました。

その後、更に頑張りました。期末までのテストと、期末テストとチャンスはまだあったから。ファイナルグレードは A- でした。短大時代の話ですが、この言葉は常に胸にあります。

簡単じゃないです。本当に。ネイティブではない留学生はそれだけでハンデがあります。でも努力は必ず形に出来ると信じています。頑張っていきましょう。自分で決めて今ここにいます。だから頑張れるはずだから。

授業、クラス
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心々采彩
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