【アメリカの大学】入学は簡単で卒業は難しい、は本当か?実際に勉強している私が思うこと。

こんにちは。アメリカの4年生大学で水資源環境工学を勉強しているkokoです。

私も日本にいる時、アメリカの大学は入学は簡単で卒業は難しい、と言う言葉はよく聞きました。

実際にアメリカの大学で勉強していて、その都市伝説的な噂は本当か?を私なりの意見で書いてみたいと思います。

私は、CUNYというNY市立大学の一つ、  City College of New York/ Grove School of Engineering    という大学で勉強しています。短大を卒業して、編入で今の4年生大学へ入学したんだよね。たとえ編入であっても、有名大学でなくても、入学は決して簡単ではなかったかな。

アメリカの4大は書類出して無条件で入学、なんて事はナイ、と思っていい。私の経験も踏まえて、書いてみますね。

ただ、コミュニティカレッジという公立の2年制大学(短大)は、大学自体のコンセプトが “地域住民の為”であるので、非常に受かりやすいです。

ただ留学生の場合、TOEFLのスコアは必須です。ですが、4年制大学に比べると合格点が低めに設定されています。

私の通っていた 短大  は、合格スコアは60点でした。他の短大は40点だったり、45点だったりと学校によって違いますが、4年制大学の合格スコアより低い為、留学生でもチャレンジしやすいと思います。

 

編入についての経緯はこちらで紹介しています。⇒ 大学進学。短大(community college)から4年制大学への編入を選んだ理由
大学については、こちらで紹介しています。⇒ 改めて、私の勉強している大学を紹介します
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アメリカの大学、入学は簡単、は本当か?

答えは、大学による、です。ただ留学生にとってはどの大学でもTOEFLという壁がある為決して簡単とは言えない。 が私の答えです。

 

入学が難しい大学は、往々にして人気があるからレベルが高く入学希望者が多いです。だから、たとえ成績優秀であってもそれだけでは選ばれません。人柄や、ボランティア、クラブ、どう社会に貢献しているか、等々、色んな角度からその人物を検証して入学を許可するようです。

同じくらいの成績なら、ただ成績がいい生徒よりも、意欲的に勉強以外にも興味を示して行動しているような学生が選ばれるよう。

特に、日本でもとても有名な私立名門アイビーリーグと呼ばれる大学、ハーバード、コロンビア、プリンストン、ブラウン、イエール、コーネル、ダートマス、ペンシルベニア等の超難関校などは、選定基準が本当に厳しいみたい。

あと、マサチューセッツ工科大学、カリフォルニア工科大学、スタンフォード大学、等、まだまだ他にも沢山有名人気大学なども、ただ成績がいいだけでは入学は許可されないようです。

以前見た映画で、どんな風に生徒を選定するかを題材にした映画があったので紹介しますね。アメリカの難関私立大学で勉強したい人は、知っておいていいかも。

 

私が今通っている4大は、ニューヨーク市立大学なので、先に紹介した大学のような厳しい選定基準はないようですが、それでも成績は確実に選定基準になります。決して誰でも入学できる、なんて事はありません。

私の場合、短大からの編入だったので、短大の成績が重要視されました。私の場合、工学部を目指していたので、理数系の授業のスコアは重要視されましたよ。( 編入の場合、新たなTOEFLスコアは必要ないです。)

全体のGPA と 理数系授業のみのGPA がチェックされました。私の入学審査時の成績(GPA)は、全体で3.82、理数系授業で3.3 だったので問題なくパスしました。

まず大丈夫だとわかっていても、待っている間はドキドキしたよ。だから合格通知が来た時は嬉しかったなあ!

理数系授業の成績で、Dを一つでも取ると合格は難しいと言われていましたよ。こういった情報も短大で勉強している時に友達同士の間でシェアされるので、情報交換は大切。

もし、今短大で勉強していて、4大への編入を目指しているなら、好成績を残すのは必須。短大からどの大学へ編入出来るかも自分次第だから、頑張ってほしい。

授業料とか考えたらとてもチャレンジできなかったけど、コロンビア大学から大学案内がきた事もあったよ。高成績を残すと、自分次第でチャレンジする機会も与えられるから、ぜひ頑張ってほしいって思う。

ちょっと話はソレてしまったけど、コミュニティカレッジ(公立短大)への入学はともかく、4大の入学は決して簡単ではない、と私は断言します

 

留学生はTOEFLをまずパスする事その最低条件を満たさないと入学試験も受けられないよ。アメリカの大学を目指すなら、まずTOEFL ibtで得点を上げれるよう頑張って下さいね。大学によって合格TOEFL ibtスコアが違うので、自分が何点必要か確認してくださいね。私立大学は最低でも100点くらいは必要だったりすから、更に難関度はアップしますよ。

アメリカの大学、卒業は難しい、は本当か?

アメリカの大学の卒業は難しい、は本当だと思う。これは、あくまでも私の意見だけど。

私は短大から今の大学にかけて、ものすごーく勉強してます。毎セメスタ、本当に毎日毎日、開けても暮れても。

それは学部によって違うのか、学年によって違うのか、それははっきり言えないけれど、私を含め私の周りの工学部の友達は本当に勉強してます。

留学生は特に大変だと思う。言葉の壁は簡単には取り払えないから。

大学に入学したという事は、TOEFLもパスして、大学が勉強することを許可したという事。だけど、TOEFLの英語力だけでは、英語に慣れるまで授業についていくのは大変。これは本当に簡単ではないです。

  • 言葉の壁 (語学力+理解力)
  • 単位取得を決められた以上の成績で行っていく(でないと、退学は誰にでも起こりうるから)

が求められます。

留学生は言葉のハンデがある分、ネイティブの学生が勉強する時間以上の勉強をしないと、ついていけなくなります。

提出するレポートはもちろん全て英語で書きます。当たり前だけど。レポートはただ書くだけではなく、ちゃんと調べて書きます。つまり文献を読み、リサーチが必要です。それも全て英語です。

私は大学には朝から夜の12時、図書館が閉まる時間まで滞在しています。大学にいると、教授や友人達に質問できるからという理由と、友人たちと図書館で勉強しているとサボり心が滅却できていいんです。

以前に大学での勉強について書いているので、よければ読んでみてください。なぜ単位をある一定以上の成績で取得していかなくてはいけないか等、大切な事を書いています。

大学卒業は簡単ではない。私の意見ですが断言します。だから、噂は本当

終わりに

大学留学は簡単ではない、と私は本当に思います。簡単に入学出来る、と思わないほうがいいし、たとえ入学できたとしても、卒業までは本当に大変です。

私も今日本でいうところの、4回生にあたるのかな。まだ卒業まではあるけれど、勉強はまだまだ続きます。

日本で大学を卒業したのは、遥か昔なのであまり覚えていないのだけれど、今勉強している程勉強しなかったと断言できる。

それくらい今勉強しています。精神的に参りそうになる時もあるけれど、自分が決めた道だから頑張るしかない、よね。

 

アメリカの大学留学を考えている人、現在頑張っている人、決して簡単な道ではないですが、腹を括って頑張っていきましょう。