今は私は大学から徒歩圏内のアパートでアメリカ人女性二人とルームシェアしながら住んでいます。
ここで軽く私の引っ越し遍歴を。NYに来てから、今現在のアパートに来るまで３回引っ越しました。
一番最初はQueensからManhattanへ。交通の便が思った以上に不便で決断しました。
２度目はManhattan内で。ここは５年以上住んでいて、とても居心地がよかったのですが、やむを得ない事情で引っ越す事になりました。今でもこのアパートの方とは交流があります。
３度目も同じManhattan内で。一年前に現在のアパートに引っ越してきました。この時は本当に急な事で結構大変でした。前アパートのオーナーさんがアパートを売りに出す事にした為、半年程住んでからの引っ越しでした。
３回の引っ越しと部屋探しを通じて、部屋の内覧に行った時ここをちゃんと見ておけば良かった、っていう事が経験上あります。それらをご紹介します。ぜひ参考にしてください。
アパートの立地、アパートのエントランス
近隣の雰囲気や、駅までの距離や時間、バス停の有無、スーパーマーケットや薬局・雑貨店、他様々なお店の有無、ランドリーの位置等、必ずチェックすることをお勧めします。
集配物の置き場所
ドアベルを鳴らし、入口のエントランスドアを開けてもらったら中に入っていきます。その際、郵便物やアマゾン等の配達物がどこに置かれているか, 十分なスペースがあるか等をチェックしてください。
アメリカの郵便物は基本ドアベルを鳴らして 個々の入口まで持ってきてくれません。アパートの入口、ポスト付近に置きっぱなしです。十分なスペースがない場合、どのように集配物が管理されるのか確認されておくのがいいです。
防犯カメラが設置されてるか
防犯カメラが設置されているか、これも確認してください。そういった荷物を部外者が盗んでいってしまう事もあります。防犯カメラがあると、防止策になるようです。
エレベーターの有無、そして階段の幅
これも大事です。アパートによっては非常に狭い階段幅の所もありますし、すべてのアパートにエレベーターはついていません。５階建てのアパートには設置されていない事が多いです。
お部屋はアパートの何階ですか？４階や５階だと都度の昇り降りが大変だし、引っ越しの時も重い荷物を持って４階や５階まで登らなければいけません。階段が狭いと引っ越し荷物の搬入の際、手間取ります。
私は３階の部屋に住んだことがります。エレベーターはついていなかった為、引っ越しの時は自分ですべて階段を使って行いました。
私は常に家具付きの部屋をかりていたので、大きな荷物を運ぶ事はなかったですが、 教科書や服やもろもろの運び入れで結構大変でした。
今の所は部屋は２階ですが、エレベーターが付いたアパートなので、引っ越し荷物の搬入が楽でした。
借りる部屋の方位と窓の位置
借りる為の部屋へと案内されたときは、必ず窓の位置、方角、そして窓から見える景色を確認してください。
窓はついているければ、日の光が一切入らない、すぐ隣のアパートの窓や壁に隣接している窓もあります。そしてその窓の方位も気にするようにして下さい。北向きだと日光が思ったより入ってこない、暗い部屋である場合があります。
日中は家にいないから気にしない、というのであればいいですが、毎朝、日光の入らない部屋で起きるのは結構気が滅入ります。
私が半年住んだアパートがそうでした。私が内覧にいったのは夜の８時頃でした。レースのカーテンが閉まっていました。外は暗かったので、窓があることに満足して窓の外にまで目をむけませんでした。
過去２件の部屋はすべて窓があり、日光が十分に入る環境だったので、そういう環境があると気づかなかった為です。すぐ隣のアパートの窓があり、週末になると喧嘩する声が聞こえたり。その部屋にいると気が滅入る為、その部屋は寝るだけの部屋になっていました。
日光の当たらない暗い部屋は気が滅入ります。そんな部屋もある、という事も知っておいてください。
ベッドのマットレス
同じく、半年間住んだ部屋ですが、私の部屋のベッドのマットレスは結構ボロボロでした。内覧に行ったときはベッドカバーが掛かっていた為気づきませんでした。
私の経験で過去２回とも、ベッドのマットレスはちゃんとしていたのでベッドのマットレスはちゃんとしたものが設置されていると思い込んでいました。
ですが、契約をし、持参したシーツ等を取り付ける為にもともとあったシーツを取り外したところ、ちょっとひどい状態のマットレスが現れました。
初日の朝は体と首が痛く、ちょっと大変な思いをしました。日系の業者さんを使ったので、その方に相談しましたが、自分で交渉するようにと言われました。
この時は自分でなんとか寝れるように簡易調整しました。もし、オーナー事情で引っ越しが決まらなければ、私は遅かれ早かれで引っ越していたと思います。
この件で、家具付きの部屋を借りる場合はベッドのマットレスの具合も気にするようにしなければならないと気づきました。
契約前であれば、交渉も可能ですし、違う所を探す事も可能です。お金を払って部屋を借りるのはご自身です。ベッドの状態が悪いと睡眠の質や体調に影響がでます。
ちゃんとしたマットレスをセットしていない、傷んでいる事に気づいていないお部屋もあるので、忘れずにチェックされる事をお勧めします。
インターネット環境
アパートのインターネット環境の確認はとても大切です。ちゃんとWifi環境が整っているか、そして家賃に含まれているか、もきちんと確認した方がいいです。
Wifi環境がちゃんとしていないと、アパートで十分にインターネットが使えません。そうすると、結構困った事になるんです。
家でインターネットを使った勉強が出来ないから、常にアパート以外で勉強できる場所を探す事になります。それに、自分の部屋でインターネットで検索したり、Youtubeを見たり等が出来ない為、結構これもストレスになります。
私にはなかったですが、インターネットを引くなら別途でその料金負担、という記述を見たことがあります。なので、インターネット環境は大事！という方は、必ず確認してください。
終わりに
上記でお伝えした以外にも、キッチンの食器や鍋類は共用なのか、トイレットペーパーやキッチンタオル、洗剤等は自身で用意するのか、それともお金を出し合って共用になるのか、掃除当番、禁止事項やルールなどは、契約する前にしっかり確認して下さい。
シェアで他人と一緒に住むなら、決められたルールは守らないと揉めます。お互いが気持ちよくシェアして住むために、お互いを尊重して、ルールを守って生活するようにしてください。それは、ルームメイトが何処の国の人でも変わらない、私はそう思います。
何をするのも、自己責任になります。借りる部屋のチェックもしっかり自身で行ってください。焦ると私のように大事なポイントを見落とします。引っ越しはかなり疲れます。だから、急いでいたとしても慎重にチェックしてください。
次は、部屋（ルームシェア）を探す時に気を付けるポイントをお伝えします。
