こんにちは、現在アメリカの4大で水資源環境工学を勉強しているkokoです。卒業を目指して勉強を頑張っている現役大学生の私が、自分の体験をもとにアメリカの大学で勉強していく上で必要だと思う事、お伝えしたいと思います。
留学を考えてるけれど、どれだけ大変なんだろうって不安に思う方、多いと思うんです。人によって色々環境や置かれる状況が違うから、一概にこうだ、とは言えないのだけれど、それでも共通して言えるだろうな、って思う事を書いてみますね。
まだ、卒業してないじゃない?って思われるかもしれないですね。確かに。
4大はまだ卒業していません。現在、卒業に向かって邁進中です。
私はアメリカで短大(コミュニティカレッジ)を卒業してから、現在の4大に編入しています。経験から思うことなんだけど、短大でも今の大学でも、自分自身に必要な事って同じなんです。変わらない。
英語力でしょ? って思われると思うんですけど、私が思うのは、もちろん英語力はあるに越したことはない。正直、アルとナイのとでは、入学してからの大変さは大きく変わるから、英語力は有ればあるほどイイ。これはホント。 今、日本で準備中なら渡米までの間、英語はしっかり勉強しておいて損はない!
でも、それ以上に必要な事があると思ってます。それは何か?
大学留学を成功させるのに必要な事:強い精神力
強い精神力、つまり精神的にタフであること、これは絶対に必要だと思っています。
- 簡単に折れない心
- 簡単に諦めない粘り強さ
- 負けん気
簡単じゃない授業の数々。宿題にレポート、試験に予習復習。
大学で勉強していると、頑張って勉強してるのに、授業がわからない、テストの点数が思うように伸びない、うまく話せない、等々、言い出したらキリがないほど落ち込む要素が出てきます。
泣くのもいい、落ち込むのアリ。だけど、”もうダメ、しんどい。私には無理” って諦めてしまったらソコで終わってしまう。
簡単に諦めない。授業についていけないなら、どうすればついていけるようになるか、点数が悪いならどうすれば点数を上げれるかを考える。
落ち込んで、自分はダメだと悲劇のヒロイン・ヒーローになってると、楽だよね。だけど、自分から動いて解決策を見つけていかないと、自分から助けてと手を伸ばさないと、誰も助けてくれない。
転んでもただは起きぬ、って言葉もあるけれど、スポ根ドラマや漫画の主人公のように、自分の目標に向かって進んで行く強い精神力は必要だって思う。
疲れるから無駄に熱くなる必要はないけれど、強い信念で自分で決めた事、自分の弱さに打ち勝つ強さ、必要だと思ってます。
大学留学を成功させるのに必要な事:柔軟さ、順応性
思った通りに物事が進まなかったり、思った通りの結果が出なかったり、そんな事当たり前にあるよね。
そんな時に、”そんな事もあるよね” って、いちいち落ち込まないで受け流せる柔軟さは必要だって思う。
それに、大学で勉強していると、育ってきた環境や文化の違いから、学生間で意見の対立があったりする。
みんなそれぞれの主義主張があるから、ゴリ押しや、ただ引き下がってしまう、という事ではなく、お互いの意見を尊重しながら皆が納得できるベストな着地点を探していくには柔軟さや順応性が必要。
こうだ、って決めてしまうのではなくて、違うアプローチも考えてみたり。いろんな意見を聞いてみたり。
思い通りにいかなかった事も、それはそれで受け止めつつ、違う角度から物事を見てみると、違うアイデアや状況が浮かび上がったりする。
自分自身を柳のようにしなやかさを持ちつつ、信念は曲げない。
そういう順応性や頭の柔らかさは、私は必要かなって思う。
大学留学を成功させるのに必要な事:切り替え力
切り替え力。これ大事。
これは、本当にある事なんですが、頑張っても思うような結果が出なかったりする事って本当にある。スッゴイ落ち込むんですよ。あんなに頑張ったのに、って。
だけど、ずっと落ち込んだままではダメなんです。だって、時間の無駄でしょう?落ち込んだままでいても。
落ち込んでもいいと思う。だけど、ずっとその状態に浸るのはダメ。
頭を切り替えて、じゃあ、何をすればいいか、を考えて行動する。
私のごく最近の体験談
最近受けた試験で、酷い点を取っちゃいました。ほんと、これはひどい。頑張って勉強したつもりだったけど、根本を理解できてなかったのか、教授が求めている答えを出せなかった。
点数は悪いだろうと予想はしていたけれど、予想に違わず悪かった。 溜息と落ち込みと。とても大切な授業なのに、あ”ー って。
でも、今は頭を切り替えました。
起こった事、起こしてしまった事は変わらないし、変えれない。だけど、まだ挽回するチャンスはある。次のテストは高得点とる、そう決めて行動を始めてます。LABレポートやプロジェクト、ファイナルとまだあるので、頑張ります。
やるしかない。この一言。
誰かが変わってくれる事はない。
切り替え力、本当に必要。
大学留学を成功させるのに必要な事:主体性
まず、主体性って何か。
主体性 : 自分の意志・判断で行動しようとする態度。 [ 解説参照 by goo辞書 ]
アメリカの大学で勉強するのに、自分の意志や判断で行動する事は本当に大切。 もちろん社会人になってからも大切なんだけど。
“強い精神力” のところでも書いたんだけど、自分で考えて行動へ移す、自分から助けを求める、という、”自分から” が本当に大切。
例えば、勉強でわからないところがある。自分で勉強してみたけど、どうしてもわからない点がある。その地点で二つの選択肢がある。
- 教授や友達に聞く
- ひたすら自分で解決しようとする。
どっちにするかは、自分の選択だからどっちが正解ってないんだけど、『 本当は誰かに助けて欲しいけど、誰か”何かわからなことある?”って聞いてくれないかなあ、』って思うのは有り得ない選択。
教室でポツンと一人でいたとしても、友達ならともかく、ただのクラスメイトがわざわざ ”どうしたの?” なんて声をかけてはくれないからね。
頼みもしないのに誰かが何かをしてくれる、なんて事は残念ながらアリマセン。
察してよ、わかってよ、って自分が発信もしないのに、歩み寄ってくれる人はイナイ。
みんな自分の事で忙しい。だから、自分で考えて行動を起こしていく。
- 勉強でわからない所があるなら、教授や友達に聞く。オフィスアワーを利用して、質問する。
- ビザや法律がらみの事でわからない事があるなら、各大学には留学生の為の事務所があるから、そこに行って質問する。
- 授業や単位の件で問題が起こったりしたら、各学部のアドバイザーにちゃんとアドバイスをもらう。
- 等々
とにかく、自分で考えて、自分の責任で行動していく事が本当に大事。
” 誰も何も言ってくれなかったら、知らなかった。” で、通じない事もある。特にビザや単位の問題なんかは本当にシビア。
だから、最初から人をアテにしないで、自分の責任において行動をするようにする。困ったときは、助けて欲しいと手を伸ばせば、助けてくれる人はいるから。
今解決しなければならない事があるのであれば、どうすれば解決できるのか、多方面から様々な可能性を考え、行動をとっていく。
主体性をもって行動していく事、本当に大切。
終わりに
大学留学は正直、大変な事が多い。英語がネイティブではない留学生は、それだけで英語が母国語の学生からすると1つハンデになってる。
落ち込む事も沢山あるし、思い通りにならない事も沢山ある。
強い精神力は本当に必要。だけど、凹んだ時に辛いことを受け流す力も必要。 主体性をもって行動する事も必要。
どん底に落ちてしまったなら、どうやって這い上がるか考えて行動すればいい。簡単ではない事も多いけど、必ず自分でそこから抜け出せると思って行動する。
そうすれば、必ず大学留学を成功させる事ができると思っています。
ともに頑張っていきましょうね。
勉強はがっつりしてください。勉強しないで、卒業はアリエマセン!