私は恋愛から遠ざかって、結構経つ。前回の記事でも書いたのだけど、今の自分に全く必要ないから、なんだけど。
アラフィフ現役大学生のkokoが、今に至る前、痛い目を見て、学んだ事、知った事をお伝えしようと思います。
ただ、20代の恋愛がこれに当てはまるかはわからないし、人によって違うとは思うけど、NYみたいな大都会では割とスタンダードなんじゃないかな、って思います。
アメリカには、“ちゃんとお付き合いをする“ 前に ”お試し期間” がある。
オンラインでも、人からの紹介でも、出会い方はなんでもいいんだけど、お互い気があって、会うようになって。だんだん関係も深まってきてるし、私たちは付き合ってるよね。だってもう半年以上一緒にいるし、泊まったりしてる。
だから、彼と私はちゃんとお付き合いしている恋人同士❤ って勝手に判断してはいけない。
実は、ちゃんと付き合うっていうのが、曲者。 相手の意思確認が必要。
日本みたいに、ちょっとお互い知ってみて、なんかいいな、付き合ってください。はい。ではほぼ始まらないと思う。アメリカ人男性は、ちゃんとお付き合いする人、と、デートするだけの人 は明確に区別してると思われる。
お試し期間(デーティング)があって、お互いにこの人、となったらちゃんと付き合う。片一方の想いだけでは成り立たない。(当たり前だけど)
長い間友人としてお互いをよく知っていたら、デーティング期間は設けない事もあると思うけれど、お互いがお互いを知らない所からスタートした場合は、デーティングから始まると思って下さい。
でも、この期間は人によってまちまち。半年以上とか、1年以上っていう人もいるらしい。例え1年以上デートしていても、お互いの確認が無ければ、あくまでもデートしてる人であって、彼氏彼女ではない。
そのお試し期間中、つまり正式にステディな関係でない期間中は、お互い他の人と会ったりしても全くOK. 例え二人がすでに深い関係であったとしても、他の人に会わないで、なんて言えない。だって、ステディな関係じゃないから。
そういう男性には、同時進行でデートしてる女性が何人かたりするらしい。それをオープンにするならいいけど、君だけだよ、って言ってあなたにその事を隠す人もいるから、とても厄介。
半年以上たっても手の友人や親兄弟に紹介されなかったり、家族や友人達が集う公の場所にパートナーとして誘われなかったら、相手はあなたとちゃんと付き合う気がないかもしれない。
ただ、人によって期間などは違ったりするから一概に言えないんだけど。
一緒にいる自分が一番わかってるんじゃないかな。人は言葉で嘘はつけても、行動では嘘はつけないから。
もし、半年以上一緒にいるにも関わらず、言葉に相手の行動が伴っていないなら、確認してもいいんじゃないかって思うよ。
だってそんな大切な事話せない相手なら、一緒にいて不安しか感じないのなら、一緒にいる意味ないから。
本当に相手を大切だと思ったら、相手を大切にする行動を取る。これは断言する。
コミットメントフォビアという人たちがいる。
コミットメントフォビアって?
実はそういう人の中には、コミットメントフォビアと言われる人たちがいる。つまり、デートはオッケーだけど、付き合うとか結婚はNOって人。
人とコミットした関係を持てない、もしくは持ちたくない人の事。
こういう人達は、女性の扱いがとてもスマートで、相手を自分に惚れさせようとする努力は惜しまないから、結構勘違いしやすくなる。本当に気を付けて。
私が読んで学んだ本です。
私の体験談と学び
語学学校の中期から後期にかけて(約半年程)、私はコミットメントフォビアの男性に関わってしまって、本当に痛い目を見た。今だからこうやってブログに書いたりできるけど、衝撃的だった。
コミットメントフォビアという言葉を知ったのも彼との事があったから。
その頃、友人にオンラインのデーティングサイトを勧められて、3か月だけ試しにやってみたのね。もちろん有料のサイト。無料は良くないって聞いたから。
そこで出会った人だったんだけど、その当時私より2つ上で44歳くらいだったかな。ちゃんとした政府機関に勤めている人で、とても真面目そうな人だった。
ごはん連れて行ってくれたり、とにかくマメで、毎朝携帯メッセージをくれた。ちょこちょこデートしたりね。外見も真面目そうだったし、とにかく、ちゃんとした普通の人、っていうイメージ。
ステディになろうとは言われてなかったけど、1か月ほどたったころかな、”あなたに恋してしまった”って言ってくれたから、付き合ってるのかなって思ってた。
でも、2か月、3か月と経っていくと、彼の言動がおかしいという事に気づき始めたのね。相手の都合でしか会えてなかったから、私の都合を言うようになると、とたんに不機嫌になったり。約束も割といつも突然で、1週間前や2週間前の約束が出来なかったし、しようとすると嫌がった。週末で会えない時に連絡しても全く連絡が通じなかったり。彼の行動に不信感を抱き始めたある日、電話がかかって言われたのが、もう会いたくないって言葉。どうやら、私は彼にとって、付き合ってる人ではなくて、デーティングだけの人だったらしい。他にもそういう人がいたみたい。彼は否定してたけど、なんとなくわかった。
前日まで普通だったから、びっくり。私なんかしたのかな、ってすごく落ち込んだけど、仕方ないから素直に受け入れて。でもね、何が悪かったのか、すごく悩んだ。これから、って思ってたから。
語学学校時代だったからよかったけど、今みたいに大学で勉強してる時に起こっていたら、と想像するだけで恐怖するくらい、落ち込んだ。
暫くたって、また連絡があった。で、また会うことになって。私もバカだったから、やり直せるってホイホイ。でもね、暫くしたら、また同じことになった。
その時にインターネットで調べて、コミットメントフォビアという言葉を知ったのね。何冊か本を買って読んだ。そこに書かれている事を、相手の行動に照らし合わせてみると、納得だった。
アラフィフ人生で初めてこういう人もいるんだ、という事を知った。その事を知るまでは、私は私を責め続けたよ。私だから駄目だったんだって。今、こうやってサラって書いてるけど、当時は本当に苦しかった。
でもこの事を通じて、自分自身を知った。私にもそういう人を引き寄せてしまう心の弱さがあったという事、私が彼を変えられるんじゃないか、って変な思い違いをしていた事。つまり 共依存 なところがあったのだと思う。共依存についての本も読んで、そうだと気付いた。
彼はコミットメントフォビアなのかな、と思ったら、全速力で逃げろ、って何かでみた。その言葉には笑ったけど、すごく言い当てた言葉。経験した人しか言えない言葉だと思った。
相手は変えられない。変えようとする必要もなければ、変えなくていい。それは自分の思い通りに相手をコントロールしようとする事だから。相手を変えようとするのではなく、自分が変わる。そして、一緒にいて自分が幸せでないと感じられないなら、離れる。 自分の為に。
自分が変われば、おのずと周りが変わっていくから。彼と一緒にいて、幸せを感じられない、考え方が合わない、のであれば、離れる事が大事だと思う。一緒にいて幸せを感じられない人は、人生に要らないよね。
共依存を知る為にこの本も読んだよ。
アジ専と呼ばれる人達がいる
アメリカに住む男性の中には、アジア人女性にファンタジーを持つ人達がいるそう。そして彼らは、アジア人女性とのみ付き合うのだそう。私はそういう人達の事をアジ専と呼ぶと聞いた。
彼らは、アジア人女性は、口答えしないし、大人しいし、尽くしてくれて、なんか小さくて、自分を大事にしてくれる、女性(笑)だと心から信じている人達だそうだ。日本でもそんな女性は一昔前のファンタジーだと言われているのに、今でもアジア人女性は『そう』だと信じているそう。
そういう男性と一緒にいて自分が幸せならいいけど、そうでないなら近づかないか、離れた方がいいと思う。
語学学校時代、たまに ブライアントパーク でお茶したりしてたんだけど、ある光景をよく見たよ。
どんな光景かというと、
一人の白人男性がアジア人が座ってるテーブルに近寄っては話かける、をしてた。私の座ってる所にも来た。私が断ったら、別のテーブルに移動してた。広めの公園だけど、グルっと見渡せるのね。だから見えたんだけど。それも、1度や2度じゃない。1か月で2度、その人に声をかけられた事もあったよ。まったく同じ事してた。テーブルを次から次へ。アジア人だったら誰でもいいのか、と思った記憶がある。
その人がどんな人かは知らないから、私はなんとも言えないけれど。
アジア人のファンタジーを押し付けられるかもしれない。
そしてそれが窮屈ならば、これも走って逃げるのが得策。
終わりに
私がアメリカに来て一番のカルチャーショックがこれでした。事前に知らないでいるのと、知っているのとでは受ける衝撃も違ったのかなって思ったりします。
でも私は知らなくて良かったんだと思います。恋愛に逃げようとしたから、そうじゃないでしょ、と正されたのでしょうね。
この後にも、もう一回だけ別の人とガタガタってあったんだけど、それを含めて大切な事を学べたと思う。
⇒ 余計なお世話だけど、もし留学生として4年制大学で勉強しようと思ってるなら、恋愛は卒業まで待ったほうがいいって思う理由
確かに、出会った人達にはちょっと問題があったかもしれない。だけど、一番の問題は私自身だったって事に気づけた。
最初は、相手の粗探しをしてた。色んな本を読んで、サイトを読んで、相手に問題があるから、恋がうまくいかなかったんだってね。
ある時、問題は私だ、って気づいた。私が共依存のケがあったから、依存心があったから、恋愛に逃げようとしていたから、そういうちょっと問題のある人に惹かれて、なんとなく変だなっと思っても見て見ぬふりをしたんだって。一人になりたくなかったんだね。でも、それをオカシイと思える私であれば、さっさと離れて傷はずっと浅かったはず。
気づくと、立ち直りは早くなる。理由がわからないと、その理由を探そうとして立ち直るのに時間がかかったりするけれど、気づけると自分で納得出来るから、前に進めるんだね。
私に問題があるなら、その問題を解消すればいい。自分を見つめる事で自分を成長させる事ができる。成長すると、今まで悩んでいた事がどうでもよくなっていったりする。自分を見つ直す事は本当に大事だと思った。
自分を見つめ直すのは、時にとても痛みが伴うけれど、ちゃんと見つめる事で見えてくる事って沢山ある。
この2つの事があったから、自分自身の求めている事がわかりました。そしてそれ以来、私は自分の心に忠実に生きてます。見て見ぬふりすると、ロクな事にならないから。
もし、何かに行き詰っているとしたら、ぜひやってみて欲しいって思う。
長くなってしまったけれど、日本での常識がアメリカでは常識ではなかったりする。
こういう事もあるのだと知ってても悪くはない、と思います。
すべての人に当てはまるとは限らないけれど、もし、あれ?と思うことがあれば、気を付けて見て下さいね。直感は、ウソをつかない、と私は思っています。
私はそれ以降オンラインサイトは使わなかったけど、これから使おうと考えている人は十分気を付けて下さいね。
自分を、自分の心を大切にしていきましょう。