こんにちは、アメリカの4大で環境工学を勉強している koko です。
渡米して以来、私はアメリカの公共図書館はよく利用しています。
本やDVD, CDを借りれるだけでなく、勉強会や講演などもしているし、勉強や調べものする為の場所も完備しているので、うまく利用される事を強くおススメします。
各州や市によって図書館の在り方は色々だと思いますので、行かれた州や市の図書館の在り方を調べられるのをおススメします。
ここでは、ニューヨーク市内にある公共図書館 [ Public library ] について、私の体験を通した情報をお伝えしたいと思います。
図書館を有効利用する事で、無料で英会話レッスンを受けられたりできますよ。
ニューヨークシティの図書館について
ご存じの通り、ニューヨーク市は5つの区で成り立っています。
- マンハッタン
- ブロンクス
- ステタンアイランド
- クイーンズ
- ブルックリン
ニューヨーク市内にはすべて合わせると約200か所の図書館があると言われています。
ただ勘違いしやすいのですが、ニューヨーク、クイーンズ と ブルックリン の図書館はそれぞれ別組織なので、同じ図書館メンバーカードが使えないんです。
ニューヨークシティ公共図書館 の図書館メンバーズカードは マンハッタン、ブロンクス、ステタンアイランド内の全ての図書館で使えます。
Website: NYC Pubic Library [NYPL]
クイーンズ公共図書館 Queens Public Library [QPL] の図書館メンバーズカードは クイーンズ内の図書館でのみ使えます。
website: Queens Public Library [QPL]
ブルックリン公共図書館 Brooklyn Public Library [BPL] の図書館メンバーズカードは ブルックリン内の図書館でのみ使えます。
website: Brooklyn Public Library [BPL]
入館するのに図書館メンバーズカードは必要ないですが、本、DVD, CD、を借りたり、館内のパソコンを使用する場合、それぞれのメンバーズカードが必要になります。(※パソコンは時間制限ありますが、館内に設置されたパソコンを使えます。)
あととても便利なのですが、借りたものを返す時、借りた図書館に持っていく必要はありません。同じ図書館メンバーズカード内であれば、別の図書館で返しても全く問題ないんです。
例えば、マンハッタンの図書館で借りた本をブロンクスの図書館で返せます。だけど、マンハッタンで借りたものをクイーンズやブルックリンの図書館で返す事はできません。
利用価値の理由
Freeのクラスやワークショップがたくさんある
大人から子供まで幅広く、様々なクラスやワークショップが開催されています。
コンピューター系のクラス、コンピューターソフト(エクセル、ワード等)、アート系、語学系から履歴書の書き方まで、とにかくたくさんの無料クラスが開催されています。
私は英会話のクラスを取った事があります。学校以外で、いろんな人達とも出会えるし、英会話の勉強にもなるし、いい事ばかりです。それに、無料だしね!
これは、ニューヨーク公共図書館のサイトです。
⇒ Classes in New York city Public library
※注意事項
- クラスはいつもある訳ではなくて、期間が決まってたり、特定の日時のみに開催されてたりするので、常にチェックしておく必要があります。
- どの図書館でも開催されてる訳ではないので、どの図書館で開催されるのかは要確認です。
DVD、CD, オーディオブック などが無料で借りれる
少し前に図書館のシステムが変更されて、新しい映画はリクエストして取り寄せてもらわないと見れなくなっちゃたんだけど、それまで各図書館で扱っていたDVDやCDなどはそのまま借りれるようです。
私は英語の勉強する為と、映画を見るのがとても好きなので、セメスタブレイクには本当に沢山借りて見てました。
今は Amazon Prime video の無料映画やテレビドラマを見たりもしています。
基本は1週間で返さないといけません。10本まで借りれます。
インターネットが完備
図書館のインターネットに接続してインターネットが使えます。
フリーのインターネットだから、このWi-Fiを使って買い物をするなどは、セキュリティー上絶対にしてはいけないですが、YouTubeにつないだり、調べものをしたりするのは便利です。
図書館内で勉強する時にインターネットがあるととても便利です。
図書館のメンバーズカードの作り方
図書館のメンバーズカードは、簡単に作れます。
もしクイーンズやぶるに住んでいるなら、自分の住んでいる区、とニューヨーク公共図書館のカードを持ってると便利かもしれません。
窓口に以下のものを持参し、作れます。
必要なもの
- 自分の住所宛に送られてきた、手紙や封書。
- ID
以前に書いたんですが、よかったら読んでみてください。図書館のメンバーズカードの事も書いています。
公共図書館を使う際に気を付ける事
盗難には要注意
- 絶対に物を置きっぱなしにして、席を離れない事。
- 財布や貴重品にからは目を離さない事(鞄はファスナーもしくは、フタ付きをお勧めします)
内容を公共の場所には、どんな人がいるかわかりません。自衛は絶対です。気を抜かないようにしましょうね。入力してください。
じゃあ、トイレに行くときはどうしてるの?
図書館で勉強している時、トイレに行く度ににすべてパックアップして持ち運ぶのはナンセンスですよね。
私はどうしてるか?
ですが、図書館で勉強する時は必ず小さなトートバッグを用意していきます。トイレに行くときは、財布、携帯、アイパッドなどの貴重品を持参したトートバッグに入れてトイレに行くようにしています。
ノートパソコンはどうするか?
ですが、これは大テーブルにどんな人と同席してるかで判断しています。同じような学生タイプの人が座ってる場合、席を外す間、ちょっと見てて見ててもらえますか? ってお願いしてトイレに行きます。これね、お互い様なんですよ。相手もそうやって私にお願いしてきますよ。
ただ、ちょっとお願いしずらい人たちと同席してる場合、ノートパソコンもトートバックにいれてトイレへ行きます。ノートや教科書なんかは誰も盗ったりしないからね。
じゃあ、お願いしずらいってどんな人?
なんですが、ホームレスの人たちや、すぐに席を立ちそうな人たち、集中していて話かけるなオーラを出してる人たちですね。公共図書館は誰でも入館できるので、寒い冬や暑い夏はホームレスの人たちも席に座って本を読んだりしています。失礼だとは思うんですが、やっぱりそういう方々にはお願いしずらいですよね。
コーヒーやジュース、そして、飲食は基本禁止
飲み物は絶対ダメか、というとそういう訳ではなさそうなんです。
ペットボトルではなく、ウォーターボトルやサーモボトルに入れて持って入った場合、咎められた事はないです。
ただ、必要な時に取り出して飲むようにしていますけどね。
一度、堂々とサラダを食べてる人がいて、さすがに注意されてました。
館内を警備員が常に徘徊しています。寝ている人や、飲食をしている人がいると、速攻で注意されます。
図書館では出来るだけ小声で話す
これは当たり前の事なんだけど、図書館では静かにする、は大前提。特に、クワイエットスペース と設定されてる場所があります。勉強室に多いんだけど、そう設定されている所では静かにしてないと注意されます。
- 携帯はバイブレーションにしておく
- どうしても取らなくちゃいけない場合は、席を外す(盗難には注意)
- 友達と来て勉強している場合で、話をしなくちゃいけない時は、できる限り小声で短時間で切り上げる。
- 音楽やYouTubeはヘッドフォンを必ず使う
終わりに
公共図書館は本やDVDを借りたり、勉強したりする以外にも、勉強会があったり、クラスがあったりと、有効利用しないと本当にモッタイナイです。
クラスをとる事で、いろんな人と出会えるチャンスもできるし、知識を得る事もできる。
私は大学と大学の図書館と、公共図書館と、勉強に必要な事は、フル活用させてもらっています。
それぞれの州や市によって、公共図書館の在り方は違ってくるとは思いますが、調べてみる価値はあると思います。
NYCの図書館のサービスは本当に有難いと思っています。
ニューヨークに来た方は、ぜひ使ってみてください。おススメします。
内容読んでくれてありがとうございます。