そんなの勝手でしょ。恋に落ちる時は落ちるし、チャンスがあるなら掴んでもいいじゃない?って思うのはごもっとも、だし、至極自然な感情だよね。
恋愛は興味のある事の一つだと思うし、誰か大切な人がいたらいいなって思うのは、とてもよくわかる。
特に一人で異国の地にいると、心の支えになる人がいるといいなって、思うよね。
だけど、それには学業に対して、とても大きなリスクが伴うかもしれない事を忘れないで欲しい。
今回は、アラフィフ現役大学生のKokoネーサンがちょっとお節介を焼いて、学業に対するそのリスクと、私なりのリスク回避方法をお伝えしたいと思います。
恋愛は絶対にダメ、って言ってる訳ではなくて。起こりうるかもしれないリスクは覚悟の上でね、って事。
リスク
会える時間が取れなくて、喧嘩が増える、かも
同じ学生、もしくは学部学科じゃないなら、会える時間を作るのが難しい。冗談抜きで、4年制大学で勉強するって事は、勉強、課題や宿題で追われまくる。
留学生はただでさえ英語のハンデがあるから、ネイティブの学生以上に勉強しないとついていけなくなる。
だから、セメスタ中はプライベートの時間はあっても僅かになると思う。勉強する学部学科によって、多少の違いはあるかもしれないけれど。
少なくとも私は、一旦セメスタが始まると、ひたすら勉強してます。
お互いがお互いの状況を理解しようとしないと、喧嘩が増える事もあるかもしれない。
喧嘩が増えるとストレスが増える。⇒ 勉強に集中できない、⇒ ストレスがまた増える
悪循環ループが簡単に出来てしまう。
もしあなたが切り替えが出来る人なら、問題にはならないかもしれない。
相手の人が同じ大学の同じ学部なら、まだいいかも。一緒に勉強できるし、助け合えるからね。
実際、私と同じ学部の友達カップルは凄く仲がいい。でも彼らは本当によく勉強してる。私も一緒に勉強したり、プロジェクトで同じチームになった事もあるからよく知ってる。彼らは一緒にいて長いっていうのもあるけど、努力家の本当に気持ちのいいカップル。
カップルが絶対に喧嘩する、とは言わないけど、人間関係はいつも流動的で、人の心も、またそうだから。
最悪別れたら、精神ボロボロになって授業どころじゃなくなる、かも
うまくいっているうちはいいけど、喧嘩したり、最悪別れたら、精神状態がボロボロになって授業がままならなくなる。 自分から去るなら、話は別、だけどね。
そうじゃなくて、相手から去られた場合、の話。
これも、切り替えが出来る人には関係ない事だけど、そうでない場合、かなりの精神的なダメージが’あると思う。
支えとしていた人に、いつの間にか相手の存在に、依存してしまっていたとしたら、更にダメージが深いかもしれない。
集中できなくて、授業どころではなくなってしまうかもしれない。せっかく、勉強する為に高いお金を払って、アメリカの大学に入ったのに、成績ボロボロになって、大学をドロップアウトなんて事になったら後悔してもしきれない。
これは、最悪の場合の話。 でも、起こりうる事、だよね。
もし、切り替えが苦手だと思うのなら、一歩踏み出す前に考えて欲しい、と私は思う。
私なりのリスク回避方法
学業に専念する
私の一番のリスク回避方は、学業に専念する、です。
私は、今恋愛はしていないし、しようとも思ってない。興味もなければ、面倒くさい、とまで思っちゃってる。
私はちょっと極端かもしれない。アラフィフだから、枯れちゃってるんじゃない? なんて言われるかもしれないね。(笑)
でもね、今の自分が好きなんだな。だって、これが私の本心で、その本心に従って行動してるから。私は勉強がしたいくて大学に入った。水資源環境工学を勉強して、それを活かして生きていきたいって思っているから。
ただでさえストレス多いのに、私の進む道の邪魔になるような、プラスアルファなストレスは要らない。
語学学校時代と、短大時代の初期に、実はちょっとガタガタあったんだな。
語学学校時代の時は、精神的ダメージはあったけど、学業そのものには影響はなかった。その後、短大に入って暫くしてすぐ、また別の出会いがあって。でもその人は、人の目をまっすぐに見て、嘘を平気でつける人だった。
よく勉強しに行っているカフェの人。アプローチがあって、時々話すようになって。暫くしてその人には、ヨーロッパに住んでいる恋人がいる事がわかったのね。彼はそれでも嘘ついてごまかそうとしたけど。まっすぐ目をみて、僕を信じて、って言ってた。(笑)
のめり込んでいた訳ではなかったけど、惹かれ始めていたから、その事が分かった時、ダメージはあった。勉強しなくちゃいけないのに、集中出来なくて、暫くの間は大変だった。
行動に出てたのに、おかしいと直感的に思った事もあったのに、自分に都合よく解釈しちゃったんだな。自分の弱さと甘さ、多少なりとも持っていた依存心が招いた結果だった。
でも、その時に気づいたのね。私は、寂しいと感じていたから、心の支えが欲しかったから、だけだったんだって。 まだ、私はいける、と確認したかったんだって、ね。(笑)
自分の寂しさや、しんどい気持ちを埋める為に、彼を利用しようとしたんだという事に気づいた時、自分ででしか自分自身を満たせない、という事も同時に気づけたのは、ラッキーだったと思う。
それに気づいて以降は、恋愛がらみのゴタゴタは私の人生からなくなった。スッキリサッパリ!
今の自分に何が必要で、必要でないか、見極めるのは大切だと思う。
しっかり自分の脚で、意思で、立って進んでいこう!
ちょっと脱線しちゃったけど、私が言いたかった、一番のリスク回避方法は学業に専念する事。
だって、その為に来たんだよね?
まず友達になる
もし、誰かからアプローチされたら、まず友達になってみて。
あなたの事を知ろうとしない人が、あなたを本当に理解できるとは思えない。関係を急ぐ人は、下心だけの人。
特に学校外で声をかけられたら気を付けて。そんな人、本当に!ゴロゴロいる。
大学でなら、友達から始めやすいよね。一緒にみんなで勉強したり。ゆっくり相手を知っていく。
私は、ゆっくり友情を構築した上で、恋愛に発展させても遅くないから。そして、ゆっくり作り上げた関係は簡単には切れないと思うから。
でも、関係を進めるのは最終学年で卒業が近くなってからがいいと思う。Freshman(1回生)だと本当にお勧めしない。
おわりに
本当に大きなお世話だと思う。
ただ、4年制大学で勉強するのは、本当に簡単ではなくて。ストレスも半端なくて。
勉強しようとアメリカに来て、大学で勉強しようとしているのなら、まずは自分の本業に打ち込んで欲しい、って思います。
あくまでも私の一意見なので、こんな意見もあるんだな、でオッケー。
読んでくれてありがとう。共に頑張って勉強していきましょう。