行き詰った時、壁にぶつかった時、トラブルが起こった時、まずやってみて欲しいこと。

こんにちは、アメリカの4大で環境工学を勉強しているkokoです。

人生生きてると、色々ありますよね。

行き詰ったり、壁にぶつかったり、トラブルが起こったり。

そんな時って、パニックになったり、すぐに解決できない事をなんとかしようと焦ったり、周りが見えなくなって状況を見失ってしまったり、ってなりがち。

昔は私も結構、簡単にパニックになったりしてましたよ。 だけど、今はいろんな経験を経て、落ち着いて対応できるようになったかな。100% じゃないけど、ね。

アラフィフの私が今までの経験から学んだ事、お伝えしたいと思います。

 

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トラブルが起こった時 - 冷静になるよう努める

人はその渦中にいると、冷静になるのは難しかったりするよね。でも、そこで敢えて冷静になるように努めて欲しいって思う。

その理由はとてもシンプルで、冷静にならないと、その時、その場所で、一番ベストな方法を見つける事ができないから。

例えば、何かトラブルが起こったとする。そんな時パニックになって、ワ~、どうしようどうしようって騒いでも何も解決できない。

深呼吸でもなんでもして、

  • とにかく冷静になるように努める。
  • 今何が起こってるのかを観察する。
  • 今何が必要なのかを、判断する。
  • そして行動する。

 

トラブルというほどの事ではなかったけど、このコロナの渦中に、その時に大統領であったトランプ氏が ” 留学生はオンライン授業ではアメリカに滞在できない ” と声明を出したんだよね。結局、数週間後に取り消したけど。

その時の自分の行動を当てはめてみると、

冷静になるよう努める

➡ 正直パニックになったりはしなかった。あーそうきたか。ってかんじだった。(笑)かなり冷静。

現状の観察

➡ 大学からの通知を読んだり、ニュースを読んだりして状況を確認してた。有名私大が大反対してる、とかね。

必要な事の判断

➡ オンライン授業をしない大学、少なくともハイブリッドで授業を行おうとしてる大学を探そう。万が一オンライン授業だけでは勉強を続けられない状況に陥った時に必要、そう判断して探しました。

ニュージャージー州の大学へ転校した、アメリカ人の友達に連絡して大学の情報を収集したり、インターネットで、少なくともハイブリッドで授業をしようとしてる大学で、同じ学部がある大学を探しましたよ。1校見つけたから、安心したんだけどね。実は、その友達の大学がそうだった。

必要な行動

➡ 正式発表を待った。

トランプ氏は時々突拍子もない事を言ったりしてたし、ハーバードやMIT等の超有名私大が大反対してたから、これは覆るだろうなって思ってたしね。(笑)

案の定、数週間で撤回されてたよね。撤回されるだろうと思っていたから、まったく驚かなかった。

 

とにかく冷静に状況を判断して、その時にベストな対応を取れるようにするのが大事だと思います。起こった事は変えられない。なら、受け止めたうえで、考察しベストだと思う行動を取っていくしかないから。

行き詰った時、壁にぶつかった時 - 客観的に現状を観察する

物事に行き詰ったり、壁にぶつかった時は、突発的に起こるトラブルと違ってパニックになる事は少ないけれど、現状が見えなくなってる事が多い。

物事に行き詰まる、壁にぶつかるって事は、物事が前に進めてないって事だよね。つまり、そうなるには原因があって、その原因を解消しない限り、前に進むのが難しいって事。

つまり、その原因が何かを探す事が大切になってくる。

人はその真っ只中にいると、何が原因なのか見えてない事が多い。じゃあ、どうするか。一歩引いて客観的に今自分が陥っている現状を観察する。

その原因は自分がコントロールできる事なのか、そうでないのか、それによって自分の取る行動も変わってくる。だから、行き詰ってしまった理由や原因が何なのかをしっかり観察する事が大事。私情を挟まずに、現実だけを客観的に観察する。

自分の問題は見えないけど、人の事だったら見えたりする。そんな感じで、自分の事を他人を見るように観察する。その出来事と自分との間に、距離をおく。 紙に書き出すと、整理しやすくなるから、おススメ。

何が原因なのか書き出したら、それが自分でコントロールできる事なのか、出来ない事なのかを判別する。

自分でコントロールできる事だけに集中して、原因を解消するにはどうすればいいのかを考えればいい。自分でコントロール出来ない事を、どうこうしようとするのは時間の無駄だよね。だってそれは、自分の領域じゃないから。

他人の心や行動をコントロールできないよね。法律だったり、学校や行政が決めたルールも自分でコントロールできない。

 

  • 一歩引いて客観的に自分の陥ってる状況を観察する。(起こった事で起こりうる問題等も精査する)
  • 一歩引いて客観的になった状態で原因を探す。(紙に書きだす)
  • その原因は自分でコントロール出来る事なのか、出来ない事なのかを判断する。
  • 自分がコントロールできる事だけに集中して、どうすれば改善できるのかを考える。
  • 行動に移す。

 

今私は大学で勉強しているから、それを例に挙げてみると、

私は、一度だけ Engineering Data Analysis の授業を落とした事がある。つまり、及第点が取れず、F を取ってしまったって事。そのクラスはクラスの半分は F を取る事で有名なクラス。試験の平均も30点代もザラ。教授も一切の妥協をしない、厳しい先生。 でも、そのクラスは必須だった上に、その厳しい教授しか教えてなかったから、避けて通る事は出来なかった。

とにかく勉強しても、大事なポイントがつかめずに苦労したんだよね。(再履修して、ちゃんとパスしました。でも本当に大変だった。)

ここで自分の状況を当てはめてみると、

自分の陥っていた状況と考慮しなければならなかった事

➡ F を取って、そのクラスを落としてしまった。✙ F を取った事でGPAが下がった。

F を取るとGPAがドンと下がる。留学生にとってGPAが下がる事は大問題。GPAを計算し危機的状況でない事は確認したので、よかったですが、もしここで危機的状況になると判断した場合は、留学生オフィスと話しをしなければならなかったですね。(留学生にとってクラスを落とすのは、本当に大問題です)

F を取ってしまった原因

➡ 授業のポイントをつかみきれず、授業の内容をちゃんと理解できてなかった。

コントロールできる事、出来ない事

➡ 勉強の仕方を変える、勉強量を更に増やす。(コントロール可)

➡ 教授やクラスの難しさ、必須クラスであること (コントロール不可)

コントロールできる事

➡ 自分の勉強の仕方を変える、理解できるようになるにはどう工夫すればいいのか。

行動に移す

➡ 勉強量を増やし、教科書を隅から隅まで読み込み、例文や練習問題を答えを覚えるんじゃないかっていう位、繰り返し解きました。 ちょうど、冬休みの1か月があったので、その間もひたすら教科書を読み、練習問題を解ていましたよ。

 

はい、結果は無事パスできました。でもね、本当に大変だった。難しいクラスだったよ。。。

自分が変える事ができない事は、横においておく。そして自分のできる事をする。この場合、私ができる事は自分の勉強法を変える事だった。一度そのクラスを取ってるから、試験の傾向は分かっていたのは良かったけどね。

 

ただ、自分がコントロールできない事であっても、情報を収集して対応する事は可能だから、それはする事をお勧めします。 大学だったら、どんな先生で、どんな試験傾向なのか、とかね。

終わりに

冷静になる、客観的になる、なんて言葉でいうのは簡単だけど、やってみるとなかなか難しかったりする。

例え一瞬パニックになってしまったとしても、冷静さや、客観的に物事を見れるようにしておけば、その時その時でベストな対応が出来るようになると思います。

私は、何かあったら、「 今の現状が起こってるのはどうしてだろう、原因は何だ? 」 って考えるようにしています。結果には原因が必ずあるから。(中には、不可抗力な事もあったりするから、絶対とは言えないけれど。)

原因をさがして、自分でコントロールできる事に集中する。そして、自分がどう行動すれば、それを解決できるか考える。

年齢を重ねて、図太くなっただけなのかもしれないけど、冷静になって、客観的に物事を見るようにしてる今は、昔より動じなくなったし、生きやすくなったかな。

よかったら試してみてください。

私の体験から得た事をお伝えしました。読んでくれてありがとうございます。

*追記

その後に書いた記事です。よかったら読んでみてください。⇒ ピンチはチャンス。起こってしまった事は変えられない。自分の行動で未来を変えよう。
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