こんにちは、アメリカの4大で環境工学を勉強している Kokoです。
ご存じだとおもいますが、ニューヨークシティって5つの区から成り立っています。
- マンハッタン
- クイーンズ
- ブルックリン
- ブロンクス
- ステタンアイランド
シティには色んな人種が住んでいる為、住む区や地域によっていろいろな特色があります。
例えば、クイーンズのアストリアにはギリシア人の人達のコミュニティがあるから、おいしいギリシャ料理を食べたければ、アストリアに行くといい、とか、同じくクイーンズのジャクソンハイツにはインドやバングラデシュのコミュニティがあるから、美味しいインド料理が食べれる、とかね。
今私が住んでるのは、マンハッタンでもアッパーマンハッタンの中頃に位置しています。大学から徒歩圏内なので、通学にはとても便利なんですが、アッパーマンハッタン特有の問題には直面していますよ(笑)
ただアッパーマンハッタンの中でも、モーニングハイツ(コロンビア大学を含む、近隣)と呼ばれるところは、ちょっと毛色が違います。家賃もグッと上がりますし、歩いていて、この区域に入るとパッと雰囲気が変わります。区域全体が小綺麗なんですよ。コロンビア大学がこの区域内に点在しているから、掃除などもされてるからなのかなって思います。ゴミが道にあまり落ちていないんですよ。ゼロではないんですけどね。私の大学から歩いてその区域に入ると、雰囲気の違いがよくわかります。
それでは、アッパーマンハッタンあるある をご紹介します。今後、ニューヨークで部屋を探される方のご参考になると嬉しいです。
アッパーマンハッタンとは
アッパーマンハッタン [ by Wikipedia ]
は西側と東側 とあり、それぞれにも区分けされています。96th street から北をそう呼ぶとされています。
東側:スパニッシュハーレム
西側:モーニングハイツ、ハーレム、ハミルトンハイツ、シュガーヒル、ストリバース ロウ、アスター ロウ、ワシントンハイツ, インウッド、マンハッタン ヴァレー、マーブル ヒル、など
マンハッタンの近隣地区の地図 [ by Wikipedia ] にそれぞれの区分けが表示されています。
地図を見ていただくと、ソーホー、チェルシー、ヘルズキッチン など、よく聞かれるような名前がどの辺りを指すのか知ってると楽しいし、場所が想像しやすくて行動が楽になりますよ。
覚える必要はないですよ、だいたいで知ってると、会話で出てきても、あーあの辺ねって想像しやすいから便利かなってだけ。私も全部は知らない。
夏は道端でバーベキュー
これ、びっくりした一つなんですけどね、昼も夜も関係なく、道端(歩道)でバーベキューやってるんですよ。
夏場の金曜の夜や、週末、祝日に近所の人達が集まって、ワイワイやってるのを通りがかかりに見た事が何度も。
マンハッタンだから、自宅の庭とかじゃないんですよ。アパートなんだけど、皆、歩道やアパートに入り口付近に自分の部屋から折り畳み椅子なんかを持ち出して座って話してるんですよね。
アパートの窓に大きめのスピーカーを、路面に向かってセットして、そこから大音量で音楽をかけるんですよ。これは、実際に私の近所で起こってる事です。
もう、大音量ですよ。ラップだったり、ブラックミュージックや、ラテン、など、ガンガン鳴らしてます。
私のアパートはそこから50メートルほど離れてるんですけど、それでもガンガン聞こえてきます。窓を開けてるから、さらにウルサイ。
コロナの影響で、大学がオンラインのみになっていた時は大変でした。勉強する時にも耳栓の代わりにイヤホンを着けて勉強していました。
それでも、うるさかったんですけどね。
夏の夜は音楽ガンガンの路上パーティー (真夜中までつづく)
夏場になると、夕方の涼しいくなる頃から、更にその近所の人達が集まるんですよ。昼間から集まっていた人たちと合流して、そのまま続けて夜中まで大騒ぎを続けます。
バーベキューもやってるし、お酒も飲んでる。大声で騒ぐ。
もちろん音楽も大音量。 ノンストップで流れますよ。夜の10時になったから音量を下げるとか、まったくナシ。 夜中の2時3時になってもガンガンに音楽が流れてるときもあります。
平日もたまに夜中にも大音量で音楽を流してる時もあるんですが、主に金曜、週末、祝日ですね。
あの騒音に慣れる事はないけれど、耳栓などで対応していますよ。
7月4日 や 新年 などの記念日は路上花火の嵐
パーティーや大騒ぎは、特別の日には当たり前。路上でロケット花火をガンガン飛ばしますよ。
危ない危ない。
私はアパートの2階に住んでるんですけど、一度ロケット花火が窓の横を通って行くのを見ました。
ピー パン ピー パン と本当にウルサイ。 市への苦情も相当だったそうです。
これはニューヨーク市ででも問題になったそう。 デブラジオ市長も取り上げて、花火の販売も禁止していました。それでも、どこからか手に入れてくるんでしょうね。鳴りやみませんでしたから。
一度本当にひどい時期があったんですが、その頃、ブルックリンのタウンハウスが全焼した事件がありました。その被害者の住人は、外でロケット花火を放っていたそうです。その花火が開いていた窓からその住人の家に入り、火事がおこってしまったそう。
自分で放ったロケット花火が自宅を全焼させてしまったという、ちょっと笑えない惨事だった、とニュースで見ました。
昔、ニューヨークに来る前に1か月ほど、ちょうど12月末から1月末頃まで、ロサンゼルスのウエストハリウッドという所で、一軒家にホームステイさせてもらった事がありました。その時に衝撃的な経験をしました。12月31日の朝、ホストファミリーのお母さんが、” 夜にカウントダウンが始まったら、絶対に窓側に行くな。できるだけ部屋の真ん中で座っていなさい。” と言われました。 理由がびっくり。 ロサンゼルスにはたくさんのメキシコ人ファミリーが住んでいて、年明けのセレモニーとして天に向けて銃を撃つ からだと言われました。窓際にいると流れ弾に当たるかもしれないから、座って部屋の真ん中にいなさい、という事だったんですね。確かに、年明けに、パンパンと聞こえたのを覚えています。理由が衝撃でしたね。
犬のフンの放置
ニューヨークはとても沢山の人が犬を飼っています。大きいのも小さいのも、たくさんいます。
朝や夕方の涼しい時期になると、たくさんの人が犬を散歩させているのを見ます。
市の条例として、飼い犬が用を足した後はきちんと後始末をする 事が制定されています。もし、チケットを切られれば、最高で$250の違反金が課せられます。
この条例が出来て放置はだいぶ減ったそうですが、それでも、地域によって全然違います。
それぞれの飼い主がちゃんと処理して、ほとんど見ない地区もありますが、アッパーマンハッタンではかなりの確率で遭遇しますよ。見たくない遭遇ですけどね。
ちゃんと処理してる人もいるんです。だけど、放置されてる事が多いですね。残念な事です。
取り締まりも厳しい訳ではないので、個人の意思次第なのだと思います。
なので、アッパーマンハッタンを歩く時は、下にも注意を払って歩くようにしてくださいね。
突然道の真ん中に落ちてる事もありますから。。。
大音量で音楽を鳴らしながら走る車
大音量で音楽を聴くのが好きなんでしょうね。窓を大きく開けて、大音量で音楽をかけて通りすぎていきますよ。日本でいうところでは、街宣車ほどの音量です。
すべての車がそうではないんですが、結構な割合でそんな車が通っていきますよ。
信号で止まろうもんなら、信号が変わるまでずっとガンガン流れています。
夏はひどい。こっちも窓を開けてるし、相手も窓を開けてる。
時には、一台通り過ぎたな、と思ったら、また暫くして次。って感じです。
コロナでオンライン授業の時には、本当に大迷惑でしたね。
試験があるときは、こちらのマイクを試験中ずっとオンにしておかないといけなかったですよ。私が試験を受けてる時に、何度かそんな車が通りすぎていきました。クラスメイトにも聞こえていたと思います。ほかのクラスメイトからの音も聞こえていましたから。試験の時は窓を閉めてるんですけど、なんの助けにもなりませんでしたね。これも、あるある だなって思いました。
終わりに
今の場所に住む前に何度か引っ越しをしているんですが、一度この近隣の部屋を見せてもらった事があったんです。その際に、お部屋のオーナーの方に言われたのは、” 夏場は、外がかなりうるさくなる ” って事でした。
結局その時は他の場所に決めたので、この近所に住むことはなかったのと、” ウルサイ ” の意味がよくわからなかったんですが、今住んでみてよくわかりました。
とにかく、夏場は外がウルサイ。しかも半端じゃない。騒音の苦情もかなり多いみたいですが、それでも無くなりません。
もう仕方ないんでしょうね。特に、私は静かな環境が好きなので、余計にウルサイと思ってしまうのかもしれませんけど、ね。
悪い事ばかり書いてしまいましたが、パーティーをどこでも始めてしまうくらいフレンドリーな人たち(ドミニカ共和国やプエルトリコなどの南国が祖国の人達)が沢山住んでいる、という事ですね。
私がその歩道を通らないと行けない時は、ちゃんと道を開けてくれますよ。まあ、当然といえばそうなんですけど。
ハーレムを含む、アップタウンに住もうと考えてられる方は、一応年頭に置いた上で住まれる事をおススメします。
読んでくれてありがとうございます。