こんにちは、アメリカの4大で環境工学を勉強している Koko です。
ニューヨークのレストランやカフェの入り口付近の目立つ所に、A、B、C, Pending などのステッカーが貼ってあるのに気付いた方も多いかと思います。
ある時、あるレストランの近くを歩いていると、日本人観光客の女性達がこのステッカーを見て「何の意味かな? きっと A だからいい意味なんだろうね。いいレストランって意味かな?」なんて話をしてるのを聞いた事があります。
立ち止まって、意味を伝えようかと思ったくらいです。いきなり話しかけられたら不気味だろうって思って、素通りしましたけどね。
確かに A は全然悪い意味ではなくて、私としては、飲食店なら A が当たり前 であるべき かなって思います。
今回は、このアルファベットについてご紹介したいと思います。
アルファベット A,B,C は何を意味してるの?
このアルファベットのステッカーは、レストランやカフェなどの飲食店の 衛生面を評価する ステッカーなんです。
The New York City Department of Health and Mental Hygiene/ニューヨーク市の保健衛生局が、1年に1度市内の飲食店の衛生面をチェックします。
抜き打ち検査なので、常日頃からキレイにしておかないと、ちょっとした気のゆるみでお店の衛生面のランクが簡単に下がってしまいます。
そして、評価されたら A, B, C のグレードが与えられます。そしてお店はそのステッカーをお客様の見えるところに示さないといけません。営業するための条件の一つなので、隠してはいけないんです。
飲食店の客としては、有難いシステムですよね。お店に入る前に、そのお店がどれだけ衛生面に気を付けているかが判断できますからね。
私個人の意見ですが、A は当たり前。 B はちょっと考えるかな。でも許容範囲。お店の雰囲気を見て、きれいにしてそうだったら入るかな。 だけど、C だとその店では食べないですね。
お店の衛生面を知るためのサイトもちゃんとあります。先ほどお伝えした、ニューヨーク市の保健衛生局のサイトにはサーチサイトがあるので、お目当てのお店の衛生グレードをチェックする事ができますよ。
この写真は、スターバックスの入り口に貼ってあったものを、通りすがりに撮ったものです。
ちなみにスターバックスやハンバーガー店などの大手の飲食チェーン店は、ほぼどこの店舗も A を取ってます。システムとして、衛生管理が徹底しているのでしょうね。
グレードの A, B, C とは ?
実はグレードとしては、A,B,C の3種類なんですが、それに加えて Pending というグレードもあります。
検査事項はポイント制となっていて、違反行為があるたびにポイントが加算されます。その為、点数が少なければ少ないほど違反行為が少ない = 衛生的にちゃんと管理されているお店、となります。
- A:0 ~ 13 point
- B : 14 ~ 27 point
- C : 28 and more
Grade Pending のステッカーは何を意味するのか? ですが、
⇒ 検査後に結果が出るまで貼られるものです。つまり、ここは検査しましたけど、判定結果待ちです、という意味です。(※検査したら14ポイント以上だった。再検査を希望する、となった場合、その再検査の結果が出るまでの間、貼られるステッカーでもあります)
何が検査事項なのか? ですが、
- どのように料理が用意(準備)されるのか
- どのように料理が提供されるのか
- どのように食材が保管されるのか
- スタッフや料理人の衛生管理ができているか
- 料理の温度、調理器具、それらのメンテナンス状況 等がきちんと衛生管理できているか
- 厨房内の衛生管理、トイレやロッカールームなどの環境の衛生管理ができているか
- 害虫、ネズミなどの駆除ができているか
など、とても厳しく判定されます。
とても判定は厳しいと聞いています。なので、A を取っているお店では、安心して食事が楽しめます。本当は当たり前の事なんだと思うんですが、こういうシステムがあるからお店も衛生管理を怠らないようにしてくれるんでしょうね。
終わりに
ちょっとした豆知識ですが、こういう事は知っていて損にはなりませんよね。
高いお金を支払って食事をするのに、そのお店の衛生管理を気にするのは当たり前の事。
ありがたい事にニューヨークのシステムでは、入店前にお店の目立つところに貼られたステッカーによって、そのお店の衛生管理状況がわかるので助かりますよね。
ただでさえ旅行先では体調を崩しやすいです。衛生管理のしっかりしたお店で食事をすることで、食中毒などのリスクを減らすことが可能ではないかなって思っています。
読んでくれてありがとうございます。