こんにちは、アメリカの4大で環境工学を勉強している kokoです。
私は年齢的に決して若くなくて、アラフィフ世代です。
だからこそ、私のブログを読んでくれた方々(特に若い世代)に伝えられる事もあるのかなって思います。
自分の経験から思った事をお伝えしたいと思います。
何をしたいかわからない、やりたい事がわからない 時って
「 何をしたいかわからない 」とか 「 やりたい事がわからない 」と聞く事がある。
これには大まかに分けて、二通りあると思う。一つめは、もうまったくわからない。二つめは、方向は大まかに定まってるけど、具体的にわからない。
二つ目の例として、同じ学科の私のクラスメイトの話
同じ学科で勉強してるアメリカ人のクラスメイト(20代前半)もちょっと悩んでた。彼女は私と同じ環境工学を勉強してるんだけど、学科内でも様々な方向があるんだよね。水資源、エネルギー、廃棄物管理、天候、等、環境工学といっても様々な分野に分かれてる。彼女はどの方向に進みたいか、を決めかねてたみたい。
彼女の場合、方向は決まってるけど具体的にどの分野に行くかをとても迷っていた。こんな場合、自分が一番進んでみたい分野にまず進んでみる。経験を積んでいくうちに、違う分野に進んでみたくなったら、その時に方向を転換すればいい。同じ方向であれば、それぞれの分野は根っこの部分で繋がってる事が多い。
経験を積み重ねていく事で、自分の知識や出来ることを増やしていく、これが大事だと思う。
とても優秀な彼女は、卒業、前進していくことで、見つけていくと思う。
私が実際に自分の経験から思う事なんだけど、「 何をしたいかわからない 」と思う時って、自分の中の情報がすごく限られているか、圧倒的に少ないからなのだと思う。
私が自分の経験を通して思う事は、少なくとも、今、興味がある事にフォーカスさせていったらいい、という事。
誰も先の事はわからない。私も日本にいた時は、今自分がアメリカの大学で工学を勉強するなんて思いもしなかった。だけど、自分の意志と行動で今の私がいる。自分の行動次第で未来は変えられる。
そして、いま目の前の事に精一杯取り組んでいく。これは大事。
何をどうすればいい? ー それは「 経験 」すること
経験を積む為にやってみる事は、とてもシンプルです。
- 書き出す
- 情報を調べる
- 行動する
以上の3点です。それ以外で、経験を積んでいく方法はない。
行動することで、経験につながる。そしてその経験が自分の基礎を作り、これからの判断基準になる。
経験はお金では買えないよね。自分で経験して、そこから学び取るしかない。
書き出す
紙とペンを用意して、自分の興味のあること等、すべて書き出す。 なんでもいい。自分しか読まないのだから、本当に興味があることを書き出してみる。
その時に気を付けてほしいのは、「こんなの無理だよね」とかこの時点で勝手に判断しない。
無理かどうかは、後から検証する作業で明らかにすればいい。
まずは書き出す。これが大事。
情報を調べる、集める
書き出したことを精査して、それについての情報をインターネットで調べまくる。
沢山の情報が出てくると思う。必要であれば、電話して聞いたり資料を取り寄せたり。
とにかく情報集める。集めた情報をさらに精査して、また調べる。集める。
その情報を精査するなかで、今の自分の状況と照らし合わせて、何が自分に必要なのか等を拾い出す。
行動する
やってみたいと思ってる事に対して、今の自分の現状があまりにもかけ離れてる場合、まずはその業界を知る事が大事だよね。その業界にどういう形であれ、入っていく。外から見てるだけではわからない事は沢山ある。
その業界でのアルバイト、就職、ボランティア、等いろいろな方法で関わっていく方法がある。自分で考えて行動を起こしていく事が大切。
例えば雑貨店をやってみたい、とかだったら、経営者になるために必要な経営、経理、仕入れのノウハウ等を知らなきゃいけない。私なら一番最初にするのは、自分がやってみたいような雑貨店でアルバイトを始める、もしくは就職する。学ばせてもらいながら、お金を稼ぐ。資金をためるのも大事な事だからね。
その業界に実際に飛び込んでいくことは本当に大切。そうしなければ見えない事がたくさんあるから。そしてその業界で働いていく中で、人との繋がりが出来てくる。人脈も本当に大切だからね。
その中で、どうしても自分に合わない、と見えてくるかもしれない。そうすれば、その時に改めて考えて方向転換すればいい。
知識や経験を積み、人脈を作り、資金を貯める。 行動する事で得られること。
どんな事にもコツコツと積み重ねていく事が、一番の近道だと思います。
やりたい事がわからないのは、自分の出来ることが圧倒的に少ないから
自分の出来ることが少ないのは、行動して経験を積んでないから。経験を積むには、行動をしていけばいい。
とにかく、行動してみよう。じっと家にいて、机の前に座っているだけでは、経験は積めない。
知識や経験は宝。 だけど経験を伴わない知識よりも、経験から得た知識のほうが遥かに使える。
そしてその経験値は自分の知識となり、力となる。
すごく単純な例だけど、目玉焼きしか作れない人と料理が得意な人。冷蔵庫に入ってるもので何かを作る事になった時、料理が得意な人は冷蔵庫の内容にもよるけど、数種類の料理を作ると思う。だけど、目玉焼きしか作れない人は、卵が入っていなければ目玉焼きすら作れないよね。
なにが言いたいかというと、自分の出来ること(経験値)が少ないと、やりたくてもやれない事も出てくる。たとえそれが冷蔵庫の残り物を使った料理でも、ね。
解決策はただ一つ。自分が出来ることを増やしていけばいい。
アラフィフの私は、今まで様々な経験をしてきました。その経験はすべて私の糧となっています。その経験を経たからこそ、今後自分が何をしたいかが見えてきました。
それでも、迷いがあったり、方向がぶれたりしてしまったり。その都度、ちゃんと悩んで向き合って、自分の心に問いながら前に進んでいます。
そのために必要な事、大学での勉強をはじめとして、ボランティア活動、クラブ活動、などね。
この世界には知らない事がまだまだ沢山ある。興味を持っていろんな世界を知っていく。そうすることで、自分の興味を引く世界が見えてくるはず。
私は本をたくさん読むし、ドキュメンタリーもよく見ます。そういうのもドンドン取り入れて、知らなかった事を知っていくのも大事だと思います。ぜひやってみてください。
終わりに
やりたい事がわからない、定まらない、って思うときは、圧倒的に自分の中の情報が足りてない事が多い。それは自分自身の気持ちを含めて。
少しだけ時間をつくって、自分自身と向き合ってみる時間を作ってみるのが大切だと思ってます。
大切なのは、
- 自分の気持ちを知る
- 自分の世界を広げる
- 自分の出来ることを増やす
結局、自分で自分の道を作り出していくしかない。
机の前にじっと座っていても、積めない経験がある。
自分が出来ることが増える事で、自分自身がしたいと、やってみたいと思ってる事が見えてくるはず。
迷いながらでもいいから、まずは進んでいきませんか?
読んでくれてありがとうございます。共に頑張っていきましょう。