こんにちは、アメリカの4大で環境工学を勉強している、KOKOです。
5月の末にファイナル試験を終え、気が緩み、グダグダになっていました。春セメスタの授業が本当に大変だったんです。。と言っても、インターンシップで大学関連機関で環境工学関連の仕事を学びながら日々を過ごしていますけどね。
インターンシップは2月から始めて、6月末までは週に15時間、7月から8月中旬の夏休み期間は週5日、35時間、学びながら働かせてもらっています。
インターンシップについては、また改めてお伝えしますね。
今回は、大学に入ったら意識しておいて欲しいことをお伝えしますね。アメリカでの大学生活が始まると、日々が勉強だけでなく、様々な事で忙殺されます。
その日々の中で大切なのは、 Reaume(履歴書)や LinkedIn に書く事が出来る経験を増やしていく、という事。
履歴書はもちろんのこと、LinkedInの内容の充実は、インターンシップや就職活動に非常に重要、かつ有効です。
私の場合、年齢が年齢なので、すでに日本において専門職で社会人として長期間、働いていたという事があるので、その時の実績や、経験を書くことはできました。例えば、CADやデザインソフト(イラストレーターやフォトショップ)が使える等の記述は、今回のインターンシップでインタビューを受ける機会を与えてくれたと思っています。実際に今回のインターンシップで、ばりばり使っています。
確かにそれらのソフトを使えるのは大きな後押しになったと思いますが、それ以外の事でも、努力していろんな経験を積みましたし、今も続けています。終わりはないのでしょうね。
きっとこれはアメリカだけではなく、日本でもそうなのかもしれませんが、アメリカでは特に意識して経験を作っていくのが大切だと思います。
何を具体的に作っていくのか、何を意識していくのか、今回、お伝えしたいと思います。
成績は大事! とにかくGPAを高く保つ努力をする
以前にも書いたんですが、高いGPAを持つ努力をする事。成績を高く保つ事で損する事は何一つありません!
- GPAが3.0以上であれば履歴書に書ける
- GPAが3.2以上であれば、卒業式に黄色いコードを着けて出席できる
- GPAが3.0以上だと、ほとんどのインターンシップにアプライが可能(時に3.2以上だったりするものもあるけれど)
- GPAが3.0以上だと、留学生には数少ない奨学金のアプライが可能(時に3.2以上だったりするものもあるけれど)
- GPAが3.5以上だと、Deans’ List に載る
- GPAが3.5以上だと、だいたいの Honor Societyに参加する権利を得るれる(GPAはSociety によって変わるかも)*お金を払うと入れるSociety もあるので気を付けて。そういう所は3.0以上でなくても案内状を送ってきます。意味不明ですよね。
- GPAが3.5以上で、教える教科がAだと、その教科のTutorに応募する事ができる(大学のシステムや応募条件によるけれど)
- 等々
軽く説明をしますね。履歴書にGPAを書くのは3.0以上からを良しとされます。書く書かないは個人の自由なのですが、高いGPAは書いたほうがいい、と指導されます。
大学によると思いますが、CUNYの大学での卒業式ではGPAが3.2以上の学生は、黄色いコード(ロープ)をつけて出席します。私が卒業した短大(Community College)では表彰された際に授与されたメダルも着けて参加しました。
GPAが高ければ高いほど、いろんな可能性を受け取れます。そしてそれを履歴書やLinkedInに記載できます。
Community College では、私は非常に良い成績で卒業しました。Deans’ List, President List (GPA 3.8以上)にも載りました。Honor Society にも参加してピンをもらいました。少額ですが、奨学金も頂き、賞ももらいメダルも貰いました。私の履歴書やLinkedin にはすべて書いています。過去の栄光ですが、本当に頑張ったので、堂々と書いています。
4大に編入してからは、勉強がさらに専門的になり、難易度が上がったので、GPAを3.2以上でキープする事は出来ていません。
時に3.0を切る事もあります。必死で勉強しても、思うように成績が上がらないで頭を抱えた事も多々あり。高い成績を保つのは簡単じゃないです。本当に。
だからこそ伝えます。頑張って勉強して出来るだけ高い成績を残すようにしてください。大学に入ると皆、本当に勉強しています。学科にもよるとは思いますが、私がいる工学部は皆、死ぬ気で勉強しています。
留学生は言葉のハンデがあるから、更に大変です。だからこそ、地道に頑張るしかない、というわけです。へこたれず、地道に頑張って、履歴書に書けるように頑張ってください。
以前に書いた記事です。よかったら読んでみてください。
大学のクラブ活動は積極的に!
クラブに所属する事は強くお勧めます。大きな目的は3つあります。
- 履歴書、LinkedInに書ける
- 大学の友達ができる
- クラブ活動での新しい体験・経験ができる。
幽霊部員ではダメ。ちゃんと参加して、仲間と共に活動をする。これが大事。
もし、チャレンジできるならクラブの役職を担う。
私は2つのクラブに所属していて、一つは、コロナの影響で大学がオンラインになった事をきっかけに足が遠のいてしまいました。コンクリートでカヌーを作り試合に参加する、カヌークラブだったんですけどね。カヌー作りには参加しましたよ。楽しかった経験ですね。クラブチームTシャツを着て、埃まみれになって。
2つ目は、環境工学により近いクラブです。これもコロナの影響で表立った活動はできませんでしたが、経理の役職を受け持っていました。活動としては、オンラインでクラブ部員や学部の学生に役立つ活動をしていました。
もちろん、これも履歴書に書いています。
学生の就職アドバイザーや、学部長、教授達も、強く勧めるはずです。自分の好きな分野で、情熱をもって長く続けられるクラブを探して、所属するのをおススメします。
ボランティア活動は積極的に!
ボランティア活動はできる限り参加してください。セメスタ中は勉強もあって時間的に難しいのであれば、夏休み、冬休み期間でもいいと思います。
大学内で募集している事もあるし、住んでいる地域が募集している事もあります。NGO やNPOのボランティア団体もあります。
私は夏休みの期間に、市の公園の清掃や、海岸のごみ拾い、教会で朝食の配布、などをしながら、Earth Matter という Organizationのボランティア活動に5年間、通って活動をしていました。
ゴミをなくそう・減らそう、というコンセプトのもと、コンポストを作り、畑を耕し、鶏を飼って、という活動を ガバナーズ アイランド にて、されています。
これも本当に勉強になったし、畑仕事も楽しかったし、鶏たちもかわいかったし、で、週1回が体力的に限界でしたけど、夏だけだけど5年間通ってました。
もちろん、これもしっかり私の履歴書やLinkedInに書いています。
ボランティア活動はとても沢山の経験を与えてくれます。本当に参加する事を強くお勧めします。
- 新しい体験ができる
- 新しい人達と出会える (大学以外で)
- もちろん履歴書、LinkedInに書ける
アメリカに来たばっかりだったりすると、勇気がでないかもしれないけれど、積極的にどんどん参加する事をお勧めします。
ボランティアについては改めてお伝えしたいと思います。NYCですが、私が参加したサイトなどをお伝えしたいと思います。
教授の手伝いやリサーチ等の手伝いができる機会があれば積極的に!
教授達は忙しいです。授業だけでなく自分達のリサーチにも手伝いが必要だったりします。Ph.D(ポスドク)の生徒達やマスターの生徒達が、そんな忙しい教授たちの手伝いをすることが多いんですが、時に大学生にもチャンスをくれる事があります。
そんな時は迷わずアプライするのがいいとは思います。私の友人がマスターやポスドクの生徒達に交じって教授の手伝いをしていました。
ただ、成績が良くない、授業態度が良くない、等だと確実に選択に残れないかも。教授も人間だから、成績ももちろんだけど、相手の人間性も見るでしょうからね。
教授の手伝い人員としてチームに入ると、教授の研究している事に親しむ事になります。勉強にもなるし、教授とも近づける。
例えば、推薦状が必要な時にお願いしやすくなる。
たくさんの特典ですよね。
これも、履歴書やLinkedInに書けます。
私はチャレンジした事はありませんが、もし、チャンスがあるならぜひチャレンジしてみてください。きっとあなたの為になるはずです。
終わりに
私が思う事です。日本でもそうだと思うんですが、履歴書ではじかれるって事って沢山ありますよね。アメリカでも同じです。
履歴書が魅力的で、会ってみたい、とか、LinkedInでもっと情報を見てみよう、とか思って貰える事が大事なんですよね。それが次のステップにつながる可能性が出てくる。
いかに履歴書やLinkedInを魅力的にするか、これが大事なんだと思っています。
でもそれって、嘘は書けないから、如何に自分自身のスキルを上げて、人間性の幅と深みを持たせるか、そして、今までの人生で、何を経験し、体験し、心に響かせてきたか、何を頑張ってきたか、を、履歴書なら1枚の紙にまとめる。LinkedIn なら続けてチェックしてもらえるように仕上げる。
それが相手に伝わるか否かは別として、自分のベストを尽くす、これが大事だと思います。
その会社に決まる、決まらないは、自分の基準が満たない、という事も事実としてあるとおもうけれど、縁もあると思っています。
最終的にどうなるのかはわからないですが、少なくとも履歴書やLinkedInを完璧に近い形で仕上げていくことは、自分の努力でできると思います。
経験が増えると書くことも増える。でもそれは、自分自身の経験やスキルが上がったという事。経験だけでなく、人間性の幅や深みを増していく事で、チャンスもつかみやすくなるかも。
私もそう信じて、頑張っていこうと思っています。履歴書やLinkedInは書類選考の際の私たちの代弁者です。チャンスを運んでくれるか、つぶしてしまうかは、私たち次第。
大学に入ったら、今回お伝えした事を意識して行動を取られること、おススメします。読んでくれてありがとうございました。